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オープニングの緊張

プレゼンテーションや、研修を行う際、
オープニングは特に緊張する、という人は多いですが、
皆さんはどうでしょう。

私も以前はそうでした。
でもボブ・パイクと出会って、変わりました。
今は緊張する、というのではなく、「楽しい」と思えるようになりました。

約5年前に独立して、研修講師の仕事を始めたころは、
自分のビジネスに加えて、
他の研修会社の講師としても仕事をしていました。
そんなある日、こんな会話をした記憶があります。

「オープニング、とても緊張して苦手なんです。
~~さんは、どうですか?
経験が豊富なので、もうそんなことはないですか?」

「それは仕方ないわよ。
みんなそう言うし、そういうものなのよ。私でも緊張するわ。
苦手、とか、言ってないで、やるしかないわね。」
と、確かそういう趣旨のお返事。

「へぇ、そういうものなんですね・・・」

私より10年以上講師経験が長い、
かなり経験豊富な方がそうおっしゃるので、そういうものなんだと
ある意味、あきらめ、ある意味、納得しました。

その頃のオープニングは、よくあるパターンですが、こうでした。

まず、挨拶。
今日の研修のテーマ、目的を伝える。
それが仕事にどう役立つものかを例を挙げたりしながら、解説。
研修の内容・アジェンダを伝える。
昼食、休憩時間などについてアナウンスする。
質問がないか確認する。
この流れの中のどこかの時点で、講師の自己紹介をする。

その間、数分から10分くらい、でしょうか。
途中で、参加者の方に質問を投げかけて、挙手してもらうくらいのことは
あったとしても、基本的に、講師がずっと話しています。

嫌な汗をかく感じのその数分から10分のオープニングは、
どうしても好きになれず、先ほどの会話になったわけです。

でも、その後、ボブと出会った私は、
大きく変わりました。

今では、オープニングのやり方は、まったく上記のものとは違います。

こちらが一方的に話をすることは最小限で、
参加者の皆さんを巻き込んでいきます。
こちらが説明をする代わりにワークをしてもらい、
周りの人とネットワーキングをしていただき、
どんどんその日の研修・プレゼンテーションの内容に入っていきます。

「ふと気がつくと、すっかりペースに乗せられてた(笑)」と、
参加者の方々によく後から言われます。

ボブと出会い、その手法を取り入れ始めたら、
オープニングに何をしよう、と考え始めるところから、
すでに「楽しい」のです。

参加者の方々のリアクションを想像し、
どんな風に進めようか、どういう雰囲気作りをしようか、と
考えているだけで楽しんでいる自分がいます。

当日も、もちろん、楽しんでいます。

私自身が何をどう話すか、自分に意識が向いているオープニングではなく、
参加者にとってどう有意義か、参加者はどう思うか、ということに
焦点を当てている。だから、緊張がなくなる、ということです。

しかも、こちらが楽しんでいると、参加者の皆さんにも伝わり、
参加者の緊張をほぐす効果もあります。

これこそが、『参加者主体』の効果の一つだと強く実感しています。


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