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『不機嫌な職場を楽しい職場に変えるチーム術』 vol 2

(Vol 1 から続く)

CEOもリーダーシップの専門家も真剣にこのことを考えています。

ホリデイ・インの創設者ファミリーであるKemmons Wilson, Jr.氏は、「CEOにとって、自分の組織に“楽しい”要素を採り入れることができるかどうかは、ビジネス戦略を立てることと同じくらい重要な能力です。楽しむことは、成功には欠かせません。何かを“一緒に”楽しむことからくる影響は、家族、ご近所、教会、ビジネス、地域社会の仲間にとって最高に大きいのです。ささいなことに見えるかもしれませんが、大きな違いを生むことができます。生きること、笑うこと、そして愛することに。」

 

サウスウエスト航空の前CEO Howard Putnam氏は、こう言いました。

「成功する組織は、どこに向かっているかが明確です。何をビジネスにしているかがわかっているのです。もっとも大切なことは、その組織がビジョンと実現し、ビジネスを成功させるために必要な企業文化を形成していくことなのです。サウスウエスト航空はそれを実現しました。私たちは、ユーモアがあり楽しむ気持ちを持っている人を採用し、専門スキルは教育しました。」

 

The One Minute Managerの著者の一人であり、Ken Blanchard Companies Chief Spiritual Officerであるケン・ブランチャード氏はこう述べました。

「アメリカも、全世界も、おそらく誰もがずっと記憶に残る程、大きな経済的危機に面している。事実に基づいたものである、というより、精神的な不安からくるものが大きいと、私は考えている。精神的な不安を取り除くには、2つのことが挙げられる。一つは、現状より必ず良くなると信じることです。そしてもう一つは、funです。Funというのは、ゲームをすることではありません。もっといろいろな意味を含んでいます。オーナーシップやクリエイティビティであり、祝いの場や、賞賛の機会です。正しいことを、正しい方法で、適切な人たちと、正しい目的に向かって行う、それを日々より多く行う、ということです。仕事に限らず、人生の様々な祝うべき側面において、プライドを持ち、楽しむ方法を見つけ出すことなのです。」

 

楽しむことが生産性向上につながるようにするために、以下のガイドラインを私たちはクライアントと共有しています。

 

Funのためのアクティビティは下記のことが求められる:

1.     可能であれば人を笑わせる、最低でも笑顔にする

2.     ポジティブに、かつ、公に、その人が上司、組織、そしてお互いにどういう価値を提供してくれているかを確認する

3.     あまり費用がかからず、簡単に準備でき、与えられた時間と場所の制限内で実現できる

4.     その組織の一員であることを喜ばしく思えるような気持ちにさせる (組織内に限らず、組織外の人であっても、誰かに恥ずかしい思いをさせる、卑下する、怒らせるようなことは避ける)

5.     できるだけ多くの人を巻き込む。ただし、参加しない権利もあり、それは非難したり、笑いものにしたり、プレッシャーを与えたりせず、尊重する。

6.     安全に、プロフェショナルに、効率よく仕事をすることを妨げない

7.     組織文化やコア・バリューをサポートし、助長する

8.     計画性を持って実践することと、自然発生的に行うことの両方を、頻繁に行う

9.     計画から実施に至るまで、従業員が主体となって行う (トップダウンで行わない)

10.  組織にとって、望ましく、測定可能な結果を出す

 

楽しむ要素を採り入れて成果を上げるために、多くの時間は要しません。必要なのは計画です。そして、そこから得られる結果は、取り組むだけの意義が十分あるものです。

私たちは今、厳しい状況に置かれていますが、深刻な状況にあるとき、それを深刻に受け止めるにはあまりに重すぎる現実であることに人々は気づいています。兵士が戦いに出たとき、戦いの最中でありながら冗談を言う - おもしろいことなど何もないのですが、状況を深刻に捉えるには深刻すぎる現実があるからなのです。

 

健康上の悩みを持つ人にとっても、これは朗報です。チャレンジを克服する方法なのです。職場で結果を出すことを求められている人、この世界的な経済危機を乗り越えることを求められている人たちにとっても、同じです。仲間や同僚が、仕事に楽しむ要素を採り入れることを認め、サポーしていく勇気さえあれば、より迅速に、よりよい方法で、より簡単に、乗り越えることができます。

 


Bob Pike CSP, CPAE Speaker Hall of Fame

1969年から人材育成とパフォーマンス向上に携わる。The Bob Pike GroupChairmanCEOC
reative training Techniques
ニュースレターの創始者。28冊の著書があり、29冊目にあたる The Fun Minute Manager20096
月に出版された。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4820717855/ref=pd_luc_mri?ie=UTF8&m=AN1VRQENFRJN5

著者FMM-J
ボブ・パイク
ロバート・C・フォード
ジョン・W・ニューストローム

監修
中村文子

日本能率協会マネジメントセンター



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