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イマドキ・・・?

最近、この本を読んでいます。

「ワーク・シフト」 リンダ・グラットン著 プレジデント社

 

日経ヒューマンキャピタルOnlineに毎月書いている書評のために読んでいて、
読み終えたら、来月の書評に書かせていただきます。
が、途中ながら、感じたことをブログにします。

というのも、ここ数日、
1 「ワーク・シフト」で2025年の世界を読んでいる
2 テクノロジーの発展で様々な話題をニュースで見る
3 研修の場で出会った方から「やっぱりアメとムチは必要ですよね」という言葉を聞く

ということが同時に起きていて、
いろいろなことが自分の中で交錯しているからです。

1の「ワーク・シフト」では、2025年の未来図を描き、
そこに生きる人たちの仕事観や働き方がどう変わっているかを描いています。
その時にハッピーなワークライフを送るために、どんなスキルが必要なのか?
今から何を準備しておけるか?など、刺激的な内容です。

2は、Windows 8 やら、キンドルやら。
いろいろと話題になっていますね。
最近では、そうしたテクノロジーや、端末などの最新のものは、
日本でも同時に発売されることが普通になっていますよね。

3は、ビスマルクに起源したことなのであれば、100年以上前、
マクレガーのX理論Y理論だとしても50年以上も前の、高度経済成長期。

現在、ハード面というのか、テクノロジーというのか、の面で、
実際に起きていることが2。
時代の流れは1に向かっている。
でも、ソフト面だったり、組織や育成に関わる感覚としては、
3の時代がまだまだ「現役」として根強く残っているということなんですよね。

人事の世界で、「日本とアメリカには15年くらいの”時差”がある」
と言いますが、
いや、15年どころの話ではなさそうです。

「ワーク・シフト」だけではなく、
コトラーの「スペンド・シフト」や、「マーケティング3.0」、
ダニエル・ピンクの「モチベーション3.0」、などでも、
同じ流れを感じます。
とても大きな変革の過渡期にある、と。

その昔、携帯電話が世の中に普及し始めたころ、
「営業担当者に携帯電話を持たせるべきか?」なんて議論をした
ことがある方もいらっしゃるかと思います。費用対効果は?とか(笑)。
今は、スマホ?タブレット端末?という議論はあったとしても、
携帯が必要かなんて議論、しませんよね。

「いや、我が社では、営業担当者にテレホンカードを支給して、公衆電話で・・・」
「いや、我が社では、すべてオフィスに戻ってから・・・」
なーんて・・・(笑)

テクノロジー、ハード面は2の「現代」に更新されているのに、
なぜか、人事制度や、人の育成の手法や組織論になると、
「携帯電話は必要か?いや、テレホンカードが便利だろう。」
なんていう時代錯誤の議論が普通に行われていたりする。
いえ、もしかすると、
黒電話かもしれません・・・

「今月から給料が5,000円上がりました。嬉しいです!
来年も5,000円上げてもらえるよう、一生懸命頑張ります!」
というアメで、1年間どんな状況にも耐えるんだよ、
なんていう仕事観でバリバリ1年間がんばってくれる方が・・・
今の日本の世の中にどれほどいるんでしょう・・・

モバイルが当たり前で育ってきた世代に、
「OJT」で「先輩の背中を見て仕事を覚える」
ことが得意な人がどれくらいいるんでしょう・・・

そして、「英語は苦手なんです・・・」なんて言ってるうちに、
テクノロジーとともにどんどん優秀な人材が日本に入ってきて、
日本の人材の市場競争力が・・・・なんてことも容易に想像できますね。

3から2への変遷を議論している場合ではありません。
せめて・・・
2は使いつつ、1への変遷の議論にシフトしませんか~?


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