生成AIの登場で、教材づくりは格段にスピードアップしました。――にもかかわらず、研修当日は「やっぱり講師が語る」研修になっていないでしょうか。
AIが情報を吐き出してくれる時代だからこそ、参加者自身が考え、話し、アウトプットする時間が学びの質、ひいては研修の価値を左右します。ボブ・パイク氏の残してくれた言葉「伝えたからと言って相手が学んだとは限らない」の実践をAIに手伝ってもらって、加速させましょう。
本講座は、ボブ・パイクの参加者主体の研修手法をベースに、講師のトークを最小化しながら学習効果を最大化するデザインへと進化させる6時間ワークショップです。
オンライン2日間の同期ワークショップでは、共通ケースでプロセスを体験した後、ご自身の研修デザインをAIを使って参加者主体のアクティビティへの再設計を検討し、参加者同士の対話と生成AIの力でデザインを進化させます。改訂したデザインはそのままお持ち帰りいただけます。
「語らない講師」への次の一歩を踏み出しましょう。
こんな方に
- ● わかっていてもつい語りすぎてしまう講師の方
- ● 生成AIを教材づくりに取り入れているものの、活用方法が定まらない方
- ● AIを活用してもっと参加者主体型に変えたいが、どこから手を付ければよいか迷っている方
- ● AIと参加者主体の手法を活用して短期間で自分の研修を再設計し、すぐに実践で試したい方
ねらい
- ● 講師が担っていた解説を、AIを活用して参加者主体の学習プロセスに変換する
- ● AIを活用して、リビジットのバリエーションを効率的に増やす
- ● AIを活用して「説明中心」を“経験→気づき→理論(EAT)”型へ再設計する力を養う
- ● 自分の研修を題材にした“改訂版デザイン”を持ち帰る
内容
1.講師が語らない設計の検討
- ● ケースワーク:以下に焦点をあて、改善ポイントの特定と、AIを活用した手法への置き換え案をグループで討議する
- ★ 知識のインプットで講師が語りがちなコンテンツ
- ★ リビジットの工夫とバリエーション
- ★ 理論の解説から始めるのではなく、EATの順での設計
- ● グループ発表とアイデアの共有
- ● 自身の研修において、より参加者主体に変革するための改善ポイントを特定し、AIを活用して参加者主体にするための手法を検討する(一部、初日終了後の課題)
2.設計のブラッシュアップ
- ● それぞれの研修の再設計案の共有
- ● ブラッシュアップのアイデア共有とフィードバック
- ● 研修アクティビティサンプル集の共有
- ● AI活用による効果・効率化の確認
参加特典
- ● 研修内で検討するご自身の研修の改訂デザインを、すぐに使えるアウトプットとしてお持ち帰りいただけます。
- ● AIを活用して作成した、研修で使えるアクティビティサンプル集をご提供します。
開催予定
日 時: |
● 2025年9月8日(月)~9日(火) いずれも9:00~12:00 |
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講 師: | ダイナミックヒューマンキャピタル株式会社 代表取締役 中村文子 トレーニングコンサルタント 伊藤史紀 |
参加人数: | 12名まで |
ご参加条件: | 下記のいずれかを受講済みであること A) 「トレーナー養成ワークショップ」 B) 「参加者主体のオンライン研修~講師養成講座」 C) 「参加者主体の講師養成講座~オンデマンド版~ビギナー編」 上記のA)~C)いずれも未受講の場合は、当講座ご参加前に、C) 「参加者主体の講師養成講座~オンデマンド版~ビギナー編」をご受講ください。(費用22,000円は別途) |
参加費用: |
A)~C)いずれか受講済みの場合 A)~C)いずれも未受講の場合 |
使用プラットフォーム ・ツール: |
ZOOM、UMU、Miro、Gemini、ChatGPT |
必要な準備: | ● 安定したインターネット接続、インターネット接続されているPC、マイク機能とウェブカメラ(PCに内蔵されているもので可) ● 上記使用プラットフォームとツールが使用できる環境 ● カメラオン、音声オンで参加できる環境 ● ZOOMはブラウザではなく、できるだけアプリでご参加ください。 ● ChatGPTもしくはGeminiで、アカウントを作成しておいてください。無料アカウントで結構です。(Gmailのアカウントをお持ちであれば、Gemeniはすでに使えます。) |
*6名以上の場合、企業内開催も承ります。詳細はお問合せくださいませ。
*トレーナー・講師養成、インストラクター養成などの研修、研修内製化支援を外部へご提供の企業様・コンサルタントの方のご参加はご遠慮いただけますようお願い申し上げます。
*この講座では取り扱わないこと:AIは日々進化しており、使用する環境整備、活用のための基本的なスキルの習得など、課題や懸念をお感じの方もいらっしゃるかと思います。そんな大きな変化の真っただ中ではありますが、今できること、活用できるメリットをより参加者主体の研修デザインに活かしていただきたく、上記の内容に焦点を絞っております。そのため、以下の点については、この講座では取り扱いいたしません。
- AI活用による研修作成以外の業務の効率化
- AI倫理、セキュリティー問題、AIリテラシーに関して
- AI活用に関する懸念やメリットに関する議論
- ツールの比較検討や使い方解説
- ゼロベースで研修をデザインすること
- 有料版を無理に勧めたりはしませんが、無料版限定でアイデアを限定的すること
- パーソナライズした学習でのAI活用(ロープレやコーチングをAI相手にする、など)
お申し込みフォーム
参加申し込みをいただいた方には、自動返信でご案内をお送りいたします。
【お支払いとキャンセルについて】
- お振込みはワークショップ開催2週間前までにお願いいたします。お振込みの確認が取れ次第、確認のご連絡を差し上げます。なお、何らかのご事情でお振り込みが期日より遅くなる場合には、事前にその旨をお知らせください。
- 参加証はワークショップ開催の2週間前にお送りいたします。
- 振り込み手数料はご負担願います。
- 参加費用にはテキスト代(事前郵送)が含まれます。
- 参加申し込みをキャンセルされる場合には、開催の15日前までに書面あるいはE-mailでご連絡いただければ、手数料5,000円にて承ります。14日前から前日までのご連絡は、キャンセル料50%にて承ります。当日ご欠席の場合、キャンセル料100%となり、払い戻しはいたしかねますので、ご了承ください。
なお、日程の変更のご依頼については15日前までであれば、空きがある限り承ります。14日前から前日までのご連絡の場合は、手数料5,000円にて承ります。 - 主催者側のやむを得ない事情により、セミナーの内容、日程、場所などの変更、または中止とさせていただく場合があります。ご了承ください。
- ご参加者側のインターネット接続や機器の不具合により、参加に支障が生じた場合には、参加費の払い戻しはいたしかねます。別の開催日で2週間前になって空きがある場合には、再度ご参加いただけます。
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- いただいたお問い合わせへの対応
- 公開講座へのお申し込み受付業務(ご参加にあたってのご案内送付、教材送付、修了証送付など)
- 公開講座当日に利用する名札と参加者名簿の作成
- 公開講座当日、研修中に行うアクティビティにおいて参加者名簿の参照、活用
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