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「受講者」になって感じたこと

最近、犬の手作り食について学び始めました。
本などの情報をもとに、自分なりに工夫してかれこれ1年くらい、手作り食を続けているのですが、
バリエーションが欲しいというのと、やはりきちんと基礎知識を持ちたい、と思い、
その分野では有名な獣医さんが主催している講座を受講することにしました。

入門編の2時間と、その後に続く2級講座の2日間を終了しました。
いつもは教える側であることが多いので、受講する立場になることもまたおもしろい体験でした。
そこで、気づきや確認ができたことをシェアしたいと思います。

1. 新しい情報を受け取り続けると、やはりあふれる!

学ぶ内容は、犬の食性や栄養学の基礎をベースに、犬にどんな食事が良いのか、
市販のドッグフードはどういう成分や栄養素なのかを理解する、というものです。
そうしたことを理解した上で、犬の食事の献立が作れるようになるのが目的です。
栄養学の内容では元素記号が出てきたりもします。

私にとってはどちらかというと苦手意識のある分野でもあり、
テキストと先生の説明についていくのがやっと・・・という場面も多くありました。
そんなとき、やはり、「さっき聞いたことを思い出せない!」ということが続出!

もちろん、とても興味があって、知りたい・理解したいと思っていて、
集中力を持続することができていたにも関わらず!です。

2. 自分の言葉に置き換えたりすることで理解が深まる

少しでも理解を確実にしよう、そして覚えたいと思い、
大事だと思ったことは、ノートにまとめながら受講していました。
説明を聞いてテキストに色を付けたりするだけではなく、
そうやって自分の言葉に置き換えたり、自分で表現したことの方が、
しっかりと理解できるし、覚えられる、という実感がありました。

3. マルチタスクできません!

1と2を感じ・行いながら参加していたわけですが、
その「自分の言葉に置き換えたりする」時間は取られていないため、
先生が何かを話しているときに、私は必死でノートに先ほどの内容を書き留めている、
ということが何度も起きました。
余談というか裏話というか、そうしたこともいろいろと紹介してくださっていたのですが、
そんな時間は、意図的にお話を聞かずにノートまとめに集中。
あとは、確認のための質問がテキストに用意されていて、
それを順番に参加者に指名で答えさせる時間があったので、
自分の順番以外の時は、ノートまとめの時間に充てる。
・・・ということをして、なんとか次の説明を聞き逃さないようにしていたのですが、
それでもやはり、時折、ノートに書いている間に次の話題に進んでいて、
あーー!!ということがありました。

聞きながら理解し、それとは別のことについて自分の考えをまとめ、それをノートに書き留める。
そんなマルチタスクは、やはり、無理でした。

4. 指名して答えさせる方法はベストではない

指名されることにストレスを感じるような内容・雰囲気でもなかったので、
それは良いのですが・・・
3で書いたように、自分の番以外のときは、聞いてませんでした・・・。

5. 2日目の午後

大したことではありませんが、2日講座の2日目の午後は、
緊張感も薄れ、ゴールが見えてきて気が緩み、
ずっと座っていることの疲労などもあり、眠気との戦いでもありました。

という経験から確認できたのことは・・・

1. 聞いた情報を理解し、自分なりに考察する時間が必要である
2. 誰かと対話することで、自分の言葉に置き換えるため、理解が深まったり、整理できたりする
3. マルチタスクはできないので、聞く、書く、話す、考える、を同時に行うことを求めるデザインにしない
4. 全員をうまく巻き込む工夫は大切
5. エナジャイザーは必要

ちなみにこの講座、この後、1級の講座があり、さらには教える資格が取れる養成講座もあります。
1級は来月受講しますが、その後の養成講座は1~2年かかるプロセスのようです。
でもどうせなら、教えることができる資格取得を目指したいと思い、計画中です。

 

 

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