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対応が難しい参加者への対応

トレーナー養成ワークショップで必ず取り上げるトピックの一つです。

研修参加者の中にこんな方がいたら、
講師としてどう対応しますか?

寝ている
メールしている
隣の人とひそひそ話をする
否定的な発言が多い
発言が多すぎる
発言が長い
反論する

などなど、挙げればキリがないほど、様々なケースが出てきます。

こういったケースへの対応を考える際、
大きく二つのフェーズに分けて考えましょう。

1. 研修の準備段階で、未然にこういう行動を防ぐ方法
2. 研修中、その場での対応法

です。

1.のカギとなるのは、コミュニケーション。
その研修についての情報が、どんなふうに、誰から参加者に伝わるか、です。
研修目的、内容、自分の業務との関連、期待値、などが、
参加者にどう伝わるかが大きく影響します。

これは人事部など主催者からの発信だけではなく、
大きなカギを握る人物は、参加者の上司です。

そこでネガティブな印象を与えてしまったら、
研修に対しての期待やモチベーションが下がり、
研修が始まった際に、ネガティブな発言が増えたりする可能性が
大きくなります。

2.は、講師の対応がカギです。

様々な手法、テクニックで、
全員が積極的に関与するようにリードする方法がありますが、
その前に大切なのが基本姿勢です。

こちらを向いてもらうのが自分の仕事である。

という姿勢。

やる気がないのは本人の責任、
といったような、あきらめの姿勢や、
そのまま放置してしまうのは、
講師としての責任放棄であり、
その姿勢は参加者にも伝わるものです。

なんとかしてこっちを向いてもらおう!
という姿勢を持ち続け、
『参加者主体』の研修運営テクニックを使い、
寝ているヒマをなくし、
ネガティブな発言が場違いに感じたり、
発言が一部の人だけに偏らないようなファシリテーションができるように、
ファシリテーションスキルを磨いていきましょう!

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