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「インストラクショナルデザイン」と「料理」

パフォーマンスのギャップを特定し、ニーズ分析を行い、
研修が必要であると判断したら、研修を企画・作成し、実施する。
いわゆるインストラクショナルデザインの流れですが、
そのインストラクショナルデザイン、料理に例えられのではないでしょうか。

おいしい料理には、まず良い食材が必要です。
そして、おいしい料理ができるレシピ、
そのレシピ通りに料理できる腕前、
最後においしく見せるプレゼンテーション、といったところでしょうか。

レシピ通りに作るとは言っても、
食材の状態や、食べる人の好みなどによって、
微妙な加減ができる腕前が、さらにおいしくできるかどうかのポイント。
前提として、食べたい!という気持ちだったり、
おいしく食べられる健康状態、というものも必要でしょう。

研修に置き換えると、
コンテンツ(内容)に例えられるのが、食材です。
食べたい!と思っている人に、食べたい!と思う食材を用意するように、
学びたい!という気持ちを持ち、ニーズを持っている人に合った
研修コンテンツ用意するのです。
食べる人の好みを考えたりするのが、参加者分析ですね。

レシピは、研修の目的設定、組み立て、などのプランニングから、
研修教材作成、準備にいたるまでの進め方のノウハウ。
そしてその進め方通りに作成できるスキル。

研修当日のファシリテーションが、実際の料理作りです。
もちろん、微妙な火加減や味加減などに当たる、
当日の参加者の状況に合わせた臨機応変な対応も含めてです。
さらに、学びたいという意欲を高めるための進め方は、料理でいうプレゼンテーション。

いかがでしょうか。

良い研修は、コンテンツの充実だけではないことがうまく説明できるように思います。
おいしい料理に良い食材は大切ですが、
それを単に並べただけではおいしい料理にはなりません。

我流で料理するのも良いとは思いますが、
おいしくできるレシピがあれば、もっとおいしくできる確率が高まるはずです。

研修も、同様です。
自分の経験や勘で研修を組み立てるのではなく、
しっかりとしたインストラクショナルデザインのノウハウと、スキルを備えていた方が
より成果が出る研修になるのではないでしょうか。

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