大きな変革の真っただ中
3年後に今を振り返ったとき、私は今をどう表現するんだろう・・・と、よく思います。
大きな変革の真っただ中にいることは確かだと思います。
「あの時はまさかこんなことになるとは思ってなかったよね」
と振り返る、その「こんなこと」はどんな世界なんでしょう。
今、私が経験しているのはこの状態です。
研修を一気にオンライン化せざるを得かなった日々を経験し、こんなことを感じました。
- ● セキュリティや環境など、障害だと思われていたことが、意外に問題なかった
- ● 講義中心の研修をそのまま配信して「Webcast(ネット上の放送)」をすると、耐え難い退屈さ!
- ● テクノロジーについて来れない講師は大変!
皆さんはどのようなことを感じていらっしゃるでしょうか。
「日常が戻ったら・・・」という言葉をよく耳にします。
お出かけしたい、友人と集いたい、旅行がしたい。私も同じように、そう思います。
ですが、大きな災害や危機的な状況の後、収束しても以前とまったく同じ状態に「戻る」というよりは、
そこには新しい世界が広がっているであろうことは、皆さんも予測されていることと思います。
研修についてはどうなんでしょう。
事態が収束すれば、集合研修は復活するでしょう。
ですが、その内容や方法については、やはり「以前と全く同じ」には戻らないと思います。
「世の中の退屈で身にならない研修を減らす」ことをミッションに活動をしてきていますので、
「黙って座って先生のお話を聞く」スタイルの研修について、
「本当に集合する必要はあるのか?」という見直しが、これを機会に加速するのは、大賛成です。
ぜひもっと、「参加者主体」の研修へと大きくシフトさせたいです。
オンラインについては、リアルタイムに集合する時間だけではなく、前後の自己学習をもっと充実させ、
集合する時間はぎゅっと濃縮したものにする。もっともっと楽しく充実したオンライン研修が増やしたい。
まだ見ぬ世界がどのようなものなのか、わかりませんが、大きな変革を経験できていることを楽しみつつ、
取り残されることのないように、前進し続けたいと思っています。
この記事へのコメントはありません。